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力を抜くためには、力を入れなくてはならない。
止まるためには、動かなくてはならない。

人はよく生きるために眠るのか、よく眠るために生きるのか
という問いをむかし読んだ。
そんなんどっちでもええ、ような問いではあるものの、自分の世界観は後者にかたむいている気がしないでもないな。

★眠れぬ夜のエクセサイズ(緊張と弛緩)
 1 手足の力を抜く : 手足をぎゅーっと握って、放す。
 2 顔の力を抜く : 目鼻口をぎゅーっと中央に寄せて、放す。
 3 目の力を抜く : 目をぎゅーっとつぶって、放す。

74

私の前にはつねに表面張力がはたらいている。
私はつねに世界の外におかれている。
なので私にはあなたの指や骨や感覚器や臓器が必要だ。
あなたを通じてだけ、私は世界に触れることができる。

73

どこにでも地獄はある。

72

私から出てゆくものはぜんぶ貴方にあげる しかし 私に入ってくるものを貴方のほうへ流すための水路をきざむことはむずかしい ぜんぶ貴方にあげると言うことはたやすい そして あげつづけることはできない 私はいやおうなく再生する

71

いま33.3円たべた

いま66.6円たべた

いま99.9円た

手羽先3本100円セール品。カネゴンの気もちはまぎれもなく人間の気もち。

70

占い師があるとき、投げた石の配置を見て「カメですね」と言ってみると、客がいきなり「そう、うちの主人はカメなんです!」と話し始めたというエピソードを、占い師当人から聞いたことがある。占いって要するにカウンセリングなんですよ、と。

この話のおもしろさは、「断絶があるのに了解がある」点だ。飛躍より断絶。共感より了解。

詩(における書き手と読み手の関係)の成立過程にも、そんなところが少なからずあるように思う。

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憎むのはたいせつだが、恨まないこと。
前者は投資にもなりうるが、後者は浪費にしかならない。

歌うなら、好きなもののことを歌いたい。
嫌いなものより、好きなもののほうが、つねに遠いから。

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