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いちど手放したものは、みるみる沖へ遠ざかる。だから手放してはならない、ということではない。ただ、手放したなら、自分の所有物であったことをすみやかに忘れなくてはいけない。むかし、ということは、自慢にならない。あの赤い一点のボールは、もう、私のものではないのだよ。
2005-03-16 耳の形について | 固定リンク