« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

179

でも判断を停止してはいけません。ときには変更も背信もできる人でありなさい。

178

いついかなるときも真面目な人が好き。

177

慎ましさなど美徳でもなんでもない。ささやかな思いやりはささやかな美徳であるが。

176

幅数十センチメートルの用水路でも、海抜数百メートルの峠でも、とにかくなにかを越境した感触がなくてはいけない。なにかを書き終えるということ、言いおおせるということは。
移動はたやすく越境はむずかしい。
越境を果たさず力尽きた書きものでこの世はいっぱいだ。

女一人佇てり銀河を渉るべく  三橋鷹女

175

寂しさに殺される日が私にも来るのだろうか。愛の記憶の尽きる日が。

わたしは女の子/母たちはさかえ/石女だけが/美しくほろびることができる
(「ふしぎの国」矢川澄子)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »