« 2003年11月 | トップページ | 2004年1月 »

イノセンス

今年やったことメモ

  3/26
東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程終了
「近代日本文学における少年表象による憧憬の価値構成」
により学位取得

  6/2
長編評論『無垢の力――〈少年〉表象文学論』講談社より刊

  6/6
『無垢の力』出版記念会 於・出版クラブ会館

  6/29~7/8
オーストラリア・ブリスベンに滞在
第13回JSAA(japanese study association of australia)で、"girl power literature"に関して研究発表
また「近代日本文学における少年表象による憧憬の価値構成」に関して講義

  8/10
阿佐ヶ谷「よるのひるね」にて「みみのひるね」朗読会で自作を朗読
テクストは「小説推理」掲載、秋里光彦名義による『日の暮れ語り』 

  11/15
アナベル・フィステ 成立 佐藤弓生による

  12/13
東京庭園美術館にて「パンノミミ」朗読会で自作を朗読
テクストは「幻想文学」掲載の『青色夢硝子』

  12/20
佐藤弓生・入谷いずみ「海の歌集批評会」で雑務 於・武蔵野公会堂

| | トラックバック (0)

薔薇刑

いい題名シリーズ 6

最近の純文学新人題名ベスト3

サイドカーに犬  (長嶋有)
クチュクチュバーン  (吉村萬壱)
蚤の心臓ファンクラブ  (萩原亨)

ここで書かれた「最近」とは2001年5月現在のこと。
なお、上の三作は、それぞれ新人賞の二次予選通過作品として文芸誌に掲載された中から、これ題名いいね、と言っていたもの。
その後、三作品ともそれぞれ新人賞を受賞した。

また、この半年前、私は「文學界」で新人月評というのをやっていて、そこからの反映が次のとおり。つまり2000年の純文学から。

半年前の純文学新人題名ベスト3

スッポン (大道珠貴)
もどろき (黒川創)
ゆらてぃく ゆりてぃく (崎山多美)

| | トラックバック (0)

ズボンをはいたロバ

いい題名シリーズ 5

三島由紀夫題名ベスト3

癩王のテラス (戯曲)
月澹荘綺譚 (小説)
薔薇刑 (写真集)

| | トラックバック (0)

コクトー・ツインズ

いい題名シリーズもう少し続けます。その4

稲垣足穂題名ベスト3

懐かしの七月
電気の敵
星は北に拱(たんだ)く夜の記

| | トラックバック (0)

すいか食い男

たまたま見つかった2001年3月17日当時の自分の言葉

ところで、今回は以前の私を知るほぼすべての人から「若く見えるようになった」と言われました。
ここ二三年、よっぽどひどかったんだなきっと。

| | トラックバック (0)

「いち押しガイド2004」(に「無垢の力」も出てます)

12/13の朗読会のとき経験したことをひとつだけ
広田さん、とあるのは広田栄美さん。お手伝いいただいた方です。

広田さんが「ポケットに入れていい?」と、のど飴くれたときはふだんの自分の自己中心性とひきくらべて、もう「顔をなくすような気がした」(by八木重吉だったと思う)

| | トラックバック (0)

ニーチェ魂

トップに出てるようにあすパンノミミ朗読会です。
私は、以前、山口小夜子さんが朗読テキストに選んでくださった
「青色夢硝子」(初出の誤植のため「夢色青硝子」ともいう)
を読みます。
そのパンノミミ朗読会サイトの日々報告コーナーに本日書き込んだ
コメントが以下。

きのう「早稲田文学」新人賞受賞式後の忘年会に行ってパンノミミちらし配ってきたよ。その後「風花」て店で朝まで。で今起きました。明日は早起きするぞ。

| | トラックバック (0)

ムットーニ

思ひ出すとは忘るるか
思ひ出さずや忘れねば
              閑吟集より

最初に置くべきだった言葉

| | トラックバック (0)

ギムナジウム

いい題名シリーズ 3

江戸川乱歩題名ベスト3

目羅博士の不思議な犯罪
      ←後に「目羅博士」と改題、だがこっちの方がずっといい
押絵と旅する男
闇に蠢く

| | トラックバック (0)

うみうさぎ

いい題名シリーズ 2

大島弓子題名ベスト3

夏の終わりのト短調
おりしもそのときチャイコフスキーが
リベルテ144時間

| | トラックバック (0)

暮らしの手帳

以前、藤原龍一郎氏の掲示板に書いたいい題名シリーズ

幻想・現実嫌い・生の心許なさ系題名ベスト3

日々の泡  (ボリス・ヴィアン)
        ←「うたかたの日々」の訳題もあるがいまいち
世界の果てに連れてって  (ブレーズ・サンドラール)
十月はたそがれの国  (レイ・ブラッドベリ)

| | トラックバック (0)

うさぎ天国

現在はみあたらないが、以前「みどるねーむ占い」というサイトがあって、姓名を書き込むとその名にあったミドルネームを教えてくれた。

高原英理の場合、

高原バレリーナ英理

だそうです。

| | トラックバック (0)

かっ飛びオランダ野郎

今年も講義要項を提出する時期がやってきた。

昨年、早稲田大学の「ミステリ講座」に用いた要項から抜粋。

「近代人の内面」を長らく第一義的主題としてきたいわゆる純文学が、切実ではあってもそうした実存に規定されるわれわれの「外」を見せることに積極的でなかったとすれば、広義のミステリは「内面への共感」ではなく「変わったできごと」への好奇心をもとに書かれたものと言える。

| | トラックバック (0)

ダーシェンカ

2000/10/16、穂村弘のごーふる・たうんに書込んだクトゥルー話。

 さて、諸星大二郎の『栞と紙魚子の生首事件』に始まる「栞と紙魚子」シリーズ(胃の頭町「いのあたまちょう」を舞台とする)には、クトルーちゃんという女の子が出てきます。ペットのヨグというのも。お父さんは段一知先生(作家、その名は「ダンウィッチ」にちなむ)、そして決して全身をあらわさないお母さんは異次元からお嫁入りしたらしく、顔が普通の人の10倍ほどもある上、身体の半分はなんだかよくわからない形らしい。けれども善良で、「闇の組織」の者たちから世界を崩壊させてくれと頼まれると「でもそれじゃ御近所の迷惑になりますから」と断る……

| | トラックバック (0)

ションベンライダー

2000年2月ころの『無垢の力』進捗状況の記録。
メールより。

予定では折口、乱歩、足穂、三島、中井、というラインナップです。
なぜ自己愛的なレトリックが同性愛を描く場所に集中してきたかの研究でもあり、また、われわれの持つ「無垢への志向」への批判ともなる筈ですが、まだその僅かを踏み出したところです。

| | トラックバック (0)

« 2003年11月 | トップページ | 2004年1月 »