かっ飛びオランダ野郎
今年も講義要項を提出する時期がやってきた。
昨年、早稲田大学の「ミステリ講座」に用いた要項から抜粋。
「近代人の内面」を長らく第一義的主題としてきたいわゆる純文学が、切実ではあってもそうした実存に規定されるわれわれの「外」を見せることに積極的でなかったとすれば、広義のミステリは「内面への共感」ではなく「変わったできごと」への好奇心をもとに書かれたものと言える。
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今年も講義要項を提出する時期がやってきた。
昨年、早稲田大学の「ミステリ講座」に用いた要項から抜粋。
「近代人の内面」を長らく第一義的主題としてきたいわゆる純文学が、切実ではあってもそうした実存に規定されるわれわれの「外」を見せることに積極的でなかったとすれば、広義のミステリは「内面への共感」ではなく「変わったできごと」への好奇心をもとに書かれたものと言える。
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