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ふにふに

今月は結構仕事した……といっても売れる人から見れば微々たるもの
とりあえず執筆メモ

★ 「文學界」12月号 「現代日本の名文10人(仮題)」橋本治の文章について
  「書くことの始まりに向けて」
 (なんだかどっかで聞いたような題名だが。かなり会心作)

★ 「現代詩手帖」12月号  「time train 3」レポート
  「人工という営為の空しさと期待」
 (公演そのものはとてもよかったですが、アウラを体験するべき朗読会のレポートということに私自身が少し疑問を持っているせいか、あまりうまく報告できませんでした。ごめん)

★ 「幽」12月発売号  「記憶/異変」 2
 (連載。前回全部ひとつの章にしてしまったのがやや重くなったように思って、今回は短く分けていくつか奇談を集めてみた。怖いというより奇妙なできごと系。ただし最後は自分流)

★ 「幽」12月発売号  「怪談之怪イベント」競作
 (内容はまだ秘密。私はふたつ執筆)

★ 実はもうひとつあるが、これはまだ公表できないみたい。
  あるアンソロジーに小説が収録されます。

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トゥルー・ライフ

使徒来襲

「東京カレンダー」12月号217ページに『ゴシックハート』の紹介あり。
「BOOK」のところ、ページ上半分くらい。

「ゴシックの使徒が描き出す耽美と残酷への憧憬」

という表題。

自分、使徒だった。

シンジくん、ごめん。ぼく、使徒なんだ。

しつれい。

とにかく嬉しいですねこの表題。

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ノスフェラトゥ

本日、「夜想」特集・ドール、送られて来ましたので、「夜想日」。
発行はステュディオ・パラボリカ。1500円。
発行は10/14になってますね。後ろの方に少しだけ記事書いてます。

思えば「幻想文学」誌が年三号くらいずつ刊行され、
それとともに「夜想」「銀星倶楽部」がペヨトル工房から、
また「WEVE」もペヨトルの編集で出ていた頃、
「幻想文学」にはよく記事を書いていたが
「夜想」とは遂に一度も関係がなかったのが少し残念でした。
その後「幻想文学」「夜想」、ともに終刊してしまいましたが、
「夜想」の方は昨年刊行形態を変えて復刊され、
復刊第一号の特集が「ゴス」(これがまたいい特集だった)。
(今回は第二号になりますが、誌面に「第二号」とは記されていません)
今回少し縁ができて嬉しい。

「幻想文学」にはたとえばブルックナーの交響曲みたいな根性座った・
でも俗気も忘れない崇高志向を感じましたが
「夜想」からはいつもコクトーツインズの「トレジャー」を連想してしまいます。
文字どおり夜の思考・お洒落できらびやかで虚無的・無残好みの少女趣味、等。

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