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スティル・ライフ

手にとれば桐の反射の薄青き新聞紙こそ泣かまほしけれ  北原白秋

新聞紙というのはやや卑俗で、それ自体は以下と比較したくないが、昨日聞いた、イアン・ボストリッジ歌、ジュリアス・ドレイク伴奏、によるシューベルトとブリテンの歌曲は泣かまほしいものだった。

ところで私はブルックナーが好きだが、たまにシューマンとかブラームスとか聞いているとひどく趣味がよくなったように感じる。むろん錯覚だ。というか音楽ってそういうものではない。
それはともかくとして、この錯覚された趣味の序列による奇妙な差別というのが80年代のおたく系と知的センスエリート系の差の感触に近い。

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