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バーレスク

青山ブックセンターでの8/25(土)
「『神野悪五郎只今退散仕る』(毎日新聞社)刊行記念 高原英理×東雅夫 納涼! 妖怪てんこもり対談」無事終了いたしました。
おいでくださった皆様、本当にありがとうございました。

プログラムを簡単に紹介しますと
【第一部】 スライドによる「稲生物怪絵巻」・東雅夫氏の三次紀行・宇野亜喜良氏作「絵本 ぼくはへいたろう」の紹介、そして自著について。
【第二部】 稲生物怪録800字作品選考、そしてイラストをスライドで紹介。
※ 毎日新聞社の編集担当さんのおかげで応募作全作品を印刷配布できました。

「稲生物怪録にちなむ800字作品」として
■最優秀賞に、小松風鐸さんの「畜生の独白」。
■ヒガシ賞に、君島慧是さんの「嵐」。
■高原賞に、甘南備あさ美さんの「三次育ちじゃけ牡蠣あんまり食べんかった」。
時間の関係で二作しか朗読できず、私は「畜生の独白」を、東氏は「嵐」を朗読。

双方の選は

■イノモケ文学賞ベスト30/高原英理選(五十音順・敬称略)
有井聡「権八の妻」
勝山海百合「這子」
金子みづは「稲生詣で」
軽美伊乃「稲生平太郎只今参上仕る」
辛枝「○○番目の刺客」
甘南備あさ美「三次育ちじゃけ牡蠣あんまり食べんかった」
君島慧是「もうひとつの別れ」
クジラマク「カリフォルニア・フリークショー」
崩木十弐「いつかくる」
小松風鐸「畜生の独白」
仙人掌きのこ「モノノケ酒場にて」
酔怪変化「魔王の木槌」
砂薙出雲「りりと私」
添田健一「箒」
田辺青蛙「大根婆」
築地つぐみ「白い手」
中根優作「ある作家のみた山ン本五郎左衛門」
春乃蒼「天井の海」
春乃蒼「首が誇るもの」
春乃蒼「水瓢箪」
春乃蒼「モノノケケソウ」
日野光里「ゆめゆめ思わぬこと」
ヒモロギヒロシ「三尺坊」
ヒモロギヒロシ「飛ぶ俵の理」
藤原卓也「恐ろしきもの」
堀井紗由美「何番目かの怪異」
松本楽志「あかえさんのこと」
松本楽志「廃ビルにて」
未解凍「蚊帳の外」
向井野海絵「はぐれ童(わらし)とはぐれ虚無僧」

■イノモケ文学賞ベスト30/東雅夫選(五十音順・敬称略)
葦原崇貴「八月一日」
有井聡「権八の妻」
御於紗馬「いのかしら」
勝山海百合「這子」
軽美伊乃「稲生平太郎只今参上仕る」
甘南備あさ美「三次育ちじゃけ牡蠣あんまり食べんかった」
君島慧是「嵐」
ギラ「痒い談」
金魚屋「夜がノックされる」
久遠平太郎「あの日」
クジラマク「カリフォルニア・フリークショー」
小松風鐸「畜生の独白」
座蛾万太郎「三十一番目の怪異」
砂薙出雲「りりと私」
仙人掌きのこ「モノノケ酒場にて」
朱雀門出「ある物怪録」
添田健一「箒」
田辺青蛙「めはなぐち」
築地つぐみ「白い手」
中根優作「ある作家のみた山ン本五郎左衛門」
春乃蒼「水瓢箪」
日野光里「ゆめゆめ思わぬこと」
ヒモロギヒロシ「飛ぶ俵の理」
藤原卓也「恐ろしきもの」
不狼児「亜細亜の曙」
堀井紗由美「何番目かの怪異」
松音戸子「参萬年」
松本楽志「あかえさんのこと」
未解凍「蚊帳の外」
迷跡「泰西稲生物怪録」

さらに、
『神野悪五郎只今退散仕る』ゆかりのイラストレーションをお送りくださった方は

■岡崎真澄さん  (作品タイトル『あちら・こちら・そちら』) 
■岩里藁人(いわさと わらじ)さん
         (作品タイトル「夕凪」全5作、「夕凪」「九条」「夏影」「舌長」「神野」)
■三日月電波さん (作品タイトル「鬼」・「人魚」)

掌編・イラスト、ともにご応募、ありがとうございました。

『稲生モノノケ800字作品』は、今回の作品群をふくめ、再度募集の上、いつか一冊にできないか、東さんと毎日さんと私とで考慮中。まだ確約はできませんがいずれ何かできればと考えています。
これも『神野悪五郎只今退散仕る』の売れ行きがよいと、よい方向にゆきゆすいのですがねー。

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パンタレイの酒場

先週、急遽決定しました。

『神野悪五郎只今退散仕る』(毎日新聞社)刊行記念
高原英理×東雅夫 納涼! 妖怪てんこもり対談
■2007年8月25日(土) 16:00~18:00 (開場15:30~)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
■定員:120名様
■入場料: 500円(税込)電話予約の上、当日ご清算

■電話予約&お問い合わせ電話:
 青山ブックセンター本店
  03-5485-5511

■受付時間: 10:00~22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
■受付開始日: 2007年8月11日(土)10:00~
※トークショー終了後にサイン会を行います。

<イベント内容>
対談
本書のインスピレーションの源泉となった『稲生物怪録』(江戸中期に実際に起きたとされる妖怪説話)から現代にいたる諸々の怪異譚と、そこに登場する様々な妖怪の恐ろしくも可笑しい生態、またはその造形などについて、幻想文学界きっての論客両人が縦横に語る。

スライドショー
《稲生物怪録絵巻》(堀田本)『稲生モノノケ大全 陰之巻』より
《絵本 ぼくはへいたろう》宇野亜喜良『稲生モノノケ大全 陽之巻』より

<書籍紹介>
『神野悪五郎只今退散仕る』(毎日新聞社)
高原英理/著
税込価格:1,785円 絶賛好評発売中
夏休みの直前、舌の長いお化けを目撃してしまった13歳の夕凪紫都子。帰宅した彼女は、祖母の誘いにより、妹・妙子と妖怪が出没する古い空き家で過ごすことになる。この誘いの裏には、祖母が少女時代に交わした大魔王・神野悪五郎との約束があった……。少女が妖怪たちとともに、最強最悪の怨霊に立ち向かうひと夏の妖怪ファンタジー。

以上、青山ブックセンターでの告知より。

さらに追加。
東雅夫さんの「幻妖ブックブログ」でお知らせいただいていますが
上、8/25の「納涼! 妖怪てんこもり対談」では
「800字のイノモケ文学賞」を募集しています。

【応募規定】
※広義の『稲生物怪録』をテーマにした800字の作品募集をおこないます。稲生怪談の物語そのもの、もしくは物語の中に登場するキャラクターをめぐるサイド・ストーリー、アナザー・ストーリーなど御自由に。
※応募資格は不問。
※応募作は商業出版社の本や雑誌で未発表のものに限ります。
※本文(タイトルや筆者名は含まず)字数の上限は800字。1行20字×40行のフォーマットに合わせて書いてください。行末のブラ下げ(句読点が21字目にはみだすこと)やルビは字数にカウントされませんが、改行などの余白は字数としてカウントされるので(1行アキ=20字分)御注意ください。
※応募原稿は下記のメールアドレス宛てに、テキスト・ファイル形式(拡張子が「.txt」)に変換のうえ添付して、送信してください。また、文字化け時の対応のために、メール本文にも必ず原稿をコピー&ペーストしてお送りください。

【応募宛先メアド】gensou@bk1.co.jp

※メールの表題は「イノモケ応募」としてください。メール本文の最初に必ず、作品タイトル・筆名と御本名・御住所・メールアドレスを明記してください。
※応募本数に制限はありません。
※応募締切は2007年8月23日(23日の午後11時59分送信まで有効)。
*最終選考は、高原英理と東雅夫がおこないます。
*優秀作は、高原×東のトークショーで朗読される予定です。そのほか両選者から記念品授与などあり。内容次第では、今後企画刊行される(かもしれない)イノモケ本に掲載の可能性も!?

以上、「幻妖ブックブログ」から。

以下はこのほどそこに私が投稿した内容です。

高原です。
今回、お忙しい東さんにわざわざお願いしたのは、先日、「西荻てのひら怪談」のおり、来場者の方々の参加意欲のようなものがとても望ましく感じられたからです。この先もこういった催しはさまざまに条件を変えて、機会あるごとに続けられるとよいのではないでしょうか。
「800字怪談」は既にポプラ社・bk1・「幽」での発表場所がありますが、「800字妖怪」に特化したものはまだありません。むろん先にあげた場でいくらでも妖怪をテーマに提出できますが、そちらとは少し違った審査方向、たとえば「お化けのよさ」といったところ、など、「怪談」のときとは異なる視点で、こちらは判断してみたい、とも思っています。
今回は募集期間が短いので、西荻のおりのような応募数は期待していませんが、提出いただいたお作はよくよく読ませていただき、この種類の文芸に志す方々ができるだけさまざまな媒体に接することのできるよう、東さんと工夫してゆく所存です。
毎年、夏になると「800字お化け話」の切磋琢磨が始まり、それがやがて『てのひら怪談』のように一冊になって出される、という状況が実現するといいですね。

ご提出作への私の側としての今の希望は、稲生怪談に即しての物語であれば「おや!」と言えるような遊びを、またそうした原典にとらわれずもっと広いとらえ方で書かれる方には、上に記したようにできるだけ「いいお化け」(善なるお化けというのではありません、あ、これいいなあ、と思えるようなお化けです)が出ることを期待します。とはいえ驚かせてくださるもの・読ませてくれるもの、であれば何でもかまいません。ひろい意味でのお化け物語あるいはお化けに関する物語であれば歓迎です。

東さんも既にお書きのようにこの日、京都では「世界妖怪会議」前夜祭、また確か、本場・三次でも稲生物怪録祭のような催しが25・26にあったように思います。
ですからこの日、西荻のときのように多くの方に来ていただけるとは考えておりませんが、もちろん、できるだけお誘いあわせのうえ、おいでいただければありがたく存じます。
また、自著『神野悪五郎只今退散仕る』では妖怪ということ以外にも、たとえば宇野亜喜良さんによる極上の表紙・装丁とか、いろいろな要素を好きになっていただければこれ以上のことはありません。
ともかくおいでいただける方には何かよいものを受け取ってお帰りいただくというのが今の私の切に願うところです。

お願いしておきながら諸般の事情により私からの言葉をお知らせするのが遅れましてすみません。
既にご提出いただいた方、ありがとうございます。これからご予定の方、お待ちしています。

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