ウは宇宙船のウ
「ゴシックの必然、シュルレアリスムの必然」
満員御礼となりました。
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ご予約くださいました皆様ありがとうございます。
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「文藝春秋」で穂村弘さんが『ゴシックスピリット』を評してくださいました。
書評なんですが見事に穂村的エッセイになってますね。
珍しく(って、私が最近の穂村さんの他の仕事を知らないだけかも知らないが)社会的な問題意識も含む。
「文藝春秋」2007年11月号378ページに掲載されています。
実は『ゴシックスピリット』の中の短歌の項で、穂村さんのことも記していて、塚本邦雄に影響された歌人は大抵その美学を学ぶのに、穂村さんはその方法を学んだから成功した、という論旨。
続けて「それは彼にゴシックな感受性が皆無だったゆえの成功である」なんて書いてるわけで、中途半端にゴス好きだったらあんな対極的な世界を展開はできなかっただろう。
けれども、ゴス野郎の私が穂村さんの短歌に惹かれるように、ゴスでない系の筆頭のように見える穂村さんも、自分の世界と異なるものには興味を引かれるのだと思う。
何によらず話題にされることは大好きですが、その場合も「自分にはわかる、君の言いたいことは」と言われながら紹介されるよりは「自分とは全然違うけど、でも魅力的」と言われるほうがより嬉しいとも思う。
あんまりゴスでない人にもよさを伝えていただいている内容なのも嬉しい。
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「テレビブロス」で豊崎由美さんが『神野悪五郎只今退散仕る』の評をしてくださっています。
しかも、 「金の斧」です。
ご存じない方のために申しますと、TV番組お知らせ雑誌のひとつ「TVBros.」は、TV情報以外の点でもきわめて良質の文化情報誌として知られており(評論家の陣野俊史氏も推薦)、そこでは数々の「こりゃーよくこの人によく書かせたな」というべき書き手がさまざまな得がたい記事を連載しておられますが、中でも豊崎さんの、「書評の帝王、帝王の書評。」と冠された「帝王切開」という記事はとりわけ愛読しています。
これは取り上げる本を「金の斧」「銀の斧」「鉄の斧」に分けて、その価値を示しつつ、丁寧に評してくださるというもの。
ちなみに「帝王からの厳命」として、「金の斧」は「親を質に入れても買って読め!」、「銀の斧」は「図書館で借りられたら読めばー?」、「鉄の斧」は「ブックオフで100円で売っていても読むべからず!」とのこと。
私は、どんな酷評でも自著を話題にしてもらえることはありがたいと考えていますが、むろん価値を認めていただけるほうがよいに決まっている。
が、それだけでなく、普段から一流の目利きと認めている豊崎氏にお墨付きをいただいたとは
生きててよかった。
「求む、シリーズ化!」とまでお書きいただいています。
これがなお嬉しい。
続編は書く予定でおります。
TVBros. 10.13/10.26号です。
現在、書店、コンビニ等の店頭にあります。
ここしばらく、どうも苦しい気分が多かったのですが、本日以後、はつらつと生きる所存であります(最後はなぜかケロロ軍曹風)。
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11月のパブリックな予定がいくつか決まりました。
■11/8(木) 19:00~
『ゴシックスピリット』刊行記念トークセッション
「ゴシックの必然、シュルレアリスムの必然」
高原英理、やなぎみわ
2007年11月8日(木)19時より
池袋ジュンク堂
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
☆お申し込みは池袋本店1Fサービスカウンターで承ります。
(電話:03-5956-6111)
☆入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。
※トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。
(電話:03-5956-6111)
http://www.junkudo.co.jp/event2.html
やなぎみわさんは樋口ヒロユキさんとのお話のさいお会いしたのが初めてで、その後、お願いしました。
『ゴシックスピリット』にも作品集『Fairly Tale 老少女綺譚』(青幻舎)からの一作を図版として収録させていただいています。
1920~30年代の日本の前衛芸術と大衆芸術について主に考えることから始めることになるでしょう。この時期はシュルレアリスムとゴス(の先駆)が共存していた時代でもあります。
あとはそのとき次第。
■11/11(日) 17:00~
「ゴシックの夢、ゴシックのリアル」
既にお知らせしたとおり、小谷真理さんと
西荻ブックマークでの企画、西荻窪の今野書店という書店さんの所有するマーレというスペースで、収容人数25人程度。
参加費は1500円です。
http://s1.shard.jp/nishiogi/nbm2.htm
■11/25(日) 14:00~
『神野悪五郎只今退散仕る』読書会
千登世橋教育文化センター内 雑司ヶ谷地域文化創造館 会議室
(会場住所・連絡先) 東京都豊島区雑司が谷3-1-7
(雑司ヶ谷地域文化創造館公式HP)
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zousi/index.html
参加費500円
●問い合わせ
本読書会に関するお問い合わせは以下のアドレスにメールでお願いします。(予約不要)
toiawase@ko-enkai.com
講演会ドットコム主催。
ここで連続して行っている読書会の一環です。以前『ゴシックハート』についても読書会をやっていただきました。
ソロです。
なのでこれは本当に『神野悪五郎只今退散仕る』にご興味のある方だけにむけて話すもの。
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