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使徒来襲

「文藝春秋」で穂村弘さんが『ゴシックスピリット』を評してくださいました。

書評なんですが見事に穂村的エッセイになってますね。
珍しく(って、私が最近の穂村さんの他の仕事を知らないだけかも知らないが)社会的な問題意識も含む。

「文藝春秋」2007年11月号378ページに掲載されています。

実は『ゴシックスピリット』の中の短歌の項で、穂村さんのことも記していて、塚本邦雄に影響された歌人は大抵その美学を学ぶのに、穂村さんはその方法を学んだから成功した、という論旨。
続けて「それは彼にゴシックな感受性が皆無だったゆえの成功である」なんて書いてるわけで、中途半端にゴス好きだったらあんな対極的な世界を展開はできなかっただろう。
けれども、ゴス野郎の私が穂村さんの短歌に惹かれるように、ゴスでない系の筆頭のように見える穂村さんも、自分の世界と異なるものには興味を引かれるのだと思う。

何によらず話題にされることは大好きですが、その場合も「自分にはわかる、君の言いたいことは」と言われながら紹介されるよりは「自分とは全然違うけど、でも魅力的」と言われるほうがより嬉しいとも思う。

あんまりゴスでない人にもよさを伝えていただいている内容なのも嬉しい。

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