« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

八街(やちまた)の

「ふん、A感覚ね、」とスカしてるお兄ちゃんにも、かつて「え 何、このイナガキ・アシホって、誰?」と言っていた日々があったのだ。何事にも初めがある。一方「足穂ならばもう知っている」と言う人がいたらそれは偽物である。本当に優れたものがそうそう安易に分かってたまるものか。何はともあれひとつひとつを読むことからそれは始まる。
ここに挙げたものを読み終えたとき、あなたはいかにしても足穂の総てを知ることが出来ないことの喜びを得るであろう。

「足穂入門作品ガイド」前文

| | トラックバック (0)

夜叉なりや

この流刑地のような星に、君は、そして僕はいる。だがいつか、ともに行こう、銀の鍵の門を越えて。

『ゴシックスピリット』第9章より

| | トラックバック (0)

瑞兆(ずいちょう)なりや

湖からのっとした様子で頭を上げるトーム。水蛇類(スキュラマイ)の一つで、その楕円形の頭部はすべすべとして目も口もない。体全体が白く、鱗もない。栄養分はその頭全体から水分として吸収する。おとなしい生物なのだが、妖精たちは気持ち悪がって近寄らない。これが湖から何十も頭を出しているのを見るとエルメーヌも些か鳥肌が立つ。

「少女のための鏖殺作法」より

| | トラックバック (0)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »