グッドディズ
恐怖している時間は少なくとも明確な意味のある時間だ。
だから私は恐怖を描くフィクションが好きだ。
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宇宙の終焉は物質がすべて崩壊して完全に光のない真っ暗なままの状態が何兆年も続く、という説。
遥か先の先の、気が遠くなってもまだ届かない先のことではあるが、何か息苦しくなってしまう話だった。
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精神科医の春日武彦先生によると、統合失調症は国や時代を問わず1パーセント弱の人間に必ず発症する、とのこと。
しかも春日先生によれば「この病気がもし人類にとって本当にマイナスのものであるならば、いずれ淘汰されるはずなのに決してなくならない。それは人類が危機に瀕した際、この人たちだけでも生き残れるように、いわば保険をかけているんだという説があるわけ」
また続けて、「彼らは圧倒的に孤独に強いんだよ。普通の人間は絶望して自殺してしまう状況になっても、彼らは淡々と生きていける」
(武田春彦・穂村弘対談集『人生問題集』より)
本当なのだろうか。
あるいは孤独を感じることこそが真の病気ではないだろうか。ただしその「健康状態」は神基準。
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毎日新聞社のPR+文芸誌「本の時間」次号6月号巻頭に『抒情的恐怖群』をめぐる対談を掲載していただけることになりました。
お相手していただけた方にはお忙しい中、本当にありがとうございました。
「本の時間」は毎月15日発行とのこと。
頒価100円ですが、書店ではご自由にお取りくださいの形で置いてあるようですね。ただしすぐなくなります。
内容についてはまた出て後に。
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これまでのテーマ
幻想文学・異世界・うさぎ・少年・少女・惨殺・憧れ・妖精・夜・月光・可憐・鉱物・恐怖・ゴシック・詩歌・猫・怪談・妖怪・夏休み
これから加わるテーマ
死者・きのこ・猟奇・都市・郊外・アポカリプス・夕暮れ・雨・夢魔・結晶・塔・童心・叙述・魔術・記憶・過去・隙間・夜明け・眠り・飛翔・身体損壊・青・手探り・城館・逃亡・白
と覚書。まだ他にもありそうだけど。
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最近、ペットボトル入りの茶に小さいおまけがついていることが多い。
以前も今も、同じ価格で何かついていると必ず買う。
まったく子供だましと言えるでしょう。
そして私はだまされ子供です。
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『抒情的恐怖群』発売。毎日新聞社刊、税込み1785円。
京極夏彦氏に帯文をいただきました。
http://www.bk1.jp/product/03105983
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032236692&Action_id=121&Sza_id=B0
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4620107387?ie=UTF8&tag=honyatekiblog-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4620107387
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?isbn_cd=9784620107387
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32236692
http://d.hatena.ne.jp/asin/4620107387/okacatuplat-22
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少し前、日本物怪観光の天野行雄さんから連絡がきて「海坊主車、いくつか納品しました」とのこと。
「化け見世」に行ったときは既に売約済みだったので、次の機会があればどうかご連絡くださいとお願いしてあったのだ。
速攻で東中野のビタミン・ティーへ行き、無事、ゲットした。
「海坊主車」というのはかつて小学館文庫の「妖怪文藝」の第一巻の表紙に出ていた海坊主を立体化し、足のところに車をつけ、さらに頭の前にひとだまを下げる形にしたもので、一つ目、舌出し、という妖怪の模範みたいな可愛いやつ。手とか頭の形はオバQに近い。
これの大きいのがこの刊行のときの記念品として一名限定であたるという催しがあって、そのキュートな写真を見て一気に魅せられたものだった。
そのときは限定一品だから手に入るわけもなく、またあの大きさでは、買うとしても数万に近くなってしまいそうで、小さくていいから適当な価格のがないかな、と念じていたら、実現した。
いい仕事してますね、天野さん。
お店の人から「可愛がってあげてくださいね」と言われた。
はい、可愛がります。
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