« 成るべしと言はるる頃の春なるべし | トップページ | はたりと閉じる宝石の匣 »

徴(しるし)ありとは

今月2月13日の朗読・談話会もまだなんですが、3月のお知らせ。

3月18日(木曜)20:00~、
原宿キネアティックで行われる映画「吸血」上映会のプレトークとして、吉本直紀監督と30分ほどお話しすることになりました。
(「吸血」上映は20:40から)

「吸血」は昨年見て気に入ったインディペンデント映画で、東雅夫氏はじめ、目のある方が絶賛しておられますね。
上映の機会は少しずつ増えている様子ですが、今のところ、2/18(木)21:00~と2/20(土)17:00~、そして3/18(木)の三回がチャンス。
2/20は上映後に土方巽アーカイヴ代表の森下隆氏とプロデューサーの永松左知氏との対談ありとのこと。
いずれの日も、トークショー含め料金1000円。事前の予約が必要とのこと。

土方巽の名前があることからもわかるとおり、この映画には室伏鴻という優れた土方直系の舞踏家の方がノスフェラトゥのような様子で出演しておられます。
サイレントで全体を敢えて古く作った怪奇趣味がとても望ましい。ドイツ表現主義映画的なところもあり、岸田森が吸血鬼を演じた70年代初めの日本吸血鬼映画「血を吸う……」シリーズに通じるところもあり、そして60年代寺山や土方の「アングラ」風味もあり、といったところかな。
基本はアートだと思います。

こういうの好きな人はもう知ってるよね。

|

« 成るべしと言はるる頃の春なるべし | トップページ | はたりと閉じる宝石の匣 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 徴(しるし)ありとは:

« 成るべしと言はるる頃の春なるべし | トップページ | はたりと閉じる宝石の匣 »