« 突っ込み文化の始まり | トップページ | 「カルミナ・ブラーナ」を聴く »

BLOOD-C(TV放映分)を見たけれど

「BLOOD+」がとても優れていたので、今回、機会あって後続作品の「BLOOD-C」全12回を見たわけだが。




まあそういうことで、「大魔神カノン」に並ぶ映像作品であった。
この後そのまま劇場版に続くらしい。

「BLOOD-C」も「大魔神カノン」も、どちらも先行作が名作であること、その人気によりかかっていること、初めからかなり予算をかけていること、が共通で、これは視聴者としての全くの想像だが、慣例重視の判断によった二例ではないかと思う。

こういう特撮・アニメに関しては、純文学等と違い、確かに鑑賞者ははっきりとよしあしのわかる、鑑賞眼のある受け手がほとんどであると思う。彼らがおもしろいと言えば確かに名作であり、つまらないと言えばそれはやはり価値が低いのである。「通」や専門家にそのよさを啓蒙してもらわないと価値がわからないという特殊化した世界ではない。

ならばだ、一般視聴者からその都度任意に依頼する千人ほどにモニターとなってもらい、まず最初の数回分についての判断を仰いでからその後を制作するというようなシステムもあってよいのではないかと思った。

|

« 突っ込み文化の始まり | トップページ | 「カルミナ・ブラーナ」を聴く »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: BLOOD-C(TV放映分)を見たけれど:

« 突っ込み文化の始まり | トップページ | 「カルミナ・ブラーナ」を聴く »