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新たな基準を探す

たとえば、『人外領域』という変格探偵小説は、東野圭吾さんのご指摘のとおり、推理小説としてみるならあまり謎解きがフェアになっていない。
またこれもおっしゃるとおり、作者である私がこんなシチュエーションを描きたかったから無理やりこんな世界にしたのであって、社会的考察による必然性はない(が、実のところ、その理由は異なれ、現在の日本は私の描いた超差別社会にかなり近づきつつあるように思うけれども)。
そうした、こちらは桐野夏生さんのお言葉だが、「バットマン」のようなダークな世界で展開する探偵小説を、私自身が読みたかったからだ。
ならばこの作品を東野さんが否定的に判断なさるのも当然と思う。
とはいえこれも探偵小説には違いない。こういう作品を評価する基準と枠はないか。

なお、『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』の収録作家名を明日公表します。

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