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ルコリーノ

ルッコラで作った酒。昨日、初めて口にした。
辛くて胡麻の味がするかと思ったらあまりルッコラ味はしなくて少し薬くさいようで甘い。リキュール。食後酒とするものだそうで、30度。ストレートにチェイサーで。

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林檎料理

大手拓次『藍色の蟇』に収録 → ★★

好きな詩。「別腹」では上を動機として。こういうやり方が好き。

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これ

     5/5だって

7

     で → → →  別腹7

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ある人に伝えようとしたけどまあいいかになった件

今回のアンソロジーも、お世辞でなく好きな作品限定で、あれこれ分析せず「これがいい」と指差すだけ、というところで成立しています。これからも、創作の片手間に「これが好き」と指定するだけの仕事ならやりたいと思います。

と、ある方へのメールに、ついで書きしようと思ったけど、いや今更わざわざ言わなくてもか、というわけで書かなかった。が、全然私のこと知らない人には改めてこういうスタンスです、と伝える意味で敢えて記す。実は以前、既にここでもちょっとだけ書いたけどね。

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モネ「睡蓮」

印象派って今でこそ名画の代表らしいけど

たとえばモネの「睡蓮」とかって

140417

なんか異様な宇宙生物の侵入みたいで怖くありませんか。

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『リテラリーゴシック』を読んだら次は『抒情的恐怖群』

けっこうあちこちの書店さんでリテラリーゴシック・フェアを開催していただいて深く御礼申し上げます。
ただ、私から見た場合、自分の著作が入っているか否かはけっこう大きい部分で、『抒情的恐怖群』をそこに置いていただいているフェアを私は完全フェアと呼ぶ。
多くの場合、文庫限定であることが多いので仕方ないと思います。私から要求するようなことはできませんが、ここではやはり「完全フェア」をみつけた場合を優先してご紹介することにしましょう。たとえば先日の東京堂書店さんなど。

ところで、フェアとして提案させていただいたさい、各作家に関して、ひとつずつ私からのコメントをお送りしてあり、お使いいただくもいただかないも自由となっています。
『抒情的恐怖群』については、

「これからこんな文学が始まってほしいと願う」(高原英理)

というのがそれ。
これってどうよ? ってどうとでも言っていただければよいが、少なくとも、読んでもらいたいと思って書いたそこそこは自信のある自作に関して、あまり謙遜したり卑下したりすることを私はむしろ欺瞞と思うものです。
まあいいじゃない。自分としてこんなのが読みたいから書きましたってことで。
欲を言うならホラーとかそういう枠組みじゃなくてあと何冊か出ていれば、そこにある笑いや悲しみ含めて、こういうのすべてが「リテラリーゴシック」ですと言えたわけだけど、それは以後の課題である。

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先日、書店の文庫コーナーで

ジェーン・オースティン『誰得』

という本を見かけ、なんだこれは、と思ってよく見直したら

『説得』の間違いだった。そりゃそうだ。

でもオースティンの『誰得』、本当にあったら読みたいような気もする。

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キノコラボ

エリン・ギーというアメリカの女性作曲家がいると聞いて。

マッツ・武(たけ)とかシメィ・Gといったアーティストを探してとコラボどう?

と、つい日本語中心主義者の妄想が広がった。すんませんギーさん。

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こんなの発見したので記録

これ→■■■

ここがどういうサイトか知らないが、そのうち順位も変わるだろうから、以下に2014年4月8日の記録をコピーして貼っておくことにする。

「幻想文学」のランキングは?(2014年04月08日)

2014-04-08 12:45:08

「幻想文学」のリアルタイムランキング

「幻想文学」の人気・注目

★1位

月光果樹園  高原英理  幻想文学評論

最高入札額:1,200円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 22時57分
[出品者]tenjin569

★2位

岡本綺堂/鎧櫃の血★巷談 怪奇 時代 江戸 恐怖 推理 幻想 文学

最高入札額:150円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 22時39分
[出品者]youjyou79

★3位

空想交響曲 幻想文学者の音楽ノート マルセル・シュネデール

最高入札額:1,000円 即決価格:1,200円 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 22時24分
[出品者]tenjin569

★4位

朗読CD志賀直哉/剃刀 范の犯罪/幻想文学名作選/橋爪功/名盤送込!

最高入札額:1,700円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 22時00分
[出品者]gucho22

★5位

△日本幻想文学大全[下] 幻視のラビリンス 澁澤龍彦 監修 o

最高入札額:599円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 21時21分
[出品者]sugotaka

★6位

ちくま学芸文庫、高田衛 新編江戸幻想文学史、送料無料

最高入札額:800円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 20時20分
[出品者]ahsoohok

★7位

フランス幻想文学の総合研究

最高入札額:1,500円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 20時19分
[出品者]whiteaguu

★8位

【帯本】レーモンルーセル/ロクスソルス(ペヨトル工房幻想文学)

最高入札額:3,000円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 07時46分
[出品者]hirunemogura

★9位

◎幻想文学 特集:東方幻想 異国への憧憬と恐怖

最高入札額:900円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 00時58分
[出品者]ajil2004jp

★10位

◎幻想文学 幻獣ファンタステック     《アトリエOCTA》

最高入札額:1,100円 即決価格:なし 入札:なし
[終了日時]2014年04月14日 00時44分
[出品者]ajil2004jp

以上。

結局売れてるのかどうかもわからないし、そもそもどうしてこういう順位が発生するのかもよくわからないのだが、このリストの中で一位というのが気分良かったので。いい本ばっかりですね。

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これまで実際に見た中では一番充実していたリテラリーゴシック・フェア

一昨日、東京堂書店・神田神保町店3階で。

現在手に入る本だけでなく、リストにはないが関連の書籍まであった。

私からお送りしたコメントがほぼすべて使用されていた。

正面に『抒情的恐怖群』『月光果樹園』『少女領域』があった。

深く御礼申し上げます。

このところのおかげさまで『ゴシックハート』は版元での在庫がなくなりました。再版予定なし。
全面的にカバーできるわけではないが代わりに『月光果樹園』でお願いします。
なお『少女領域』も在庫僅少です。これらいずれも現在のところ文庫化予定なし。

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『真夜中の博物館 美と幻想のヴンダーカンマー』

樋口ヒロユキさんの新著、アトリエサードから。定価(本体2750円+税)
5月5日、文学フリマ会場で発売だそう。以後は書店でどうぞ。

以下は公開されている目次。

序 章◉ 混沌と錯乱の果てに

第一部 本館 真夜中の博物館

第一室◉ 少年――――タルホ文学と幾何学少年
第二室◉ 少女映画――映画「エコール」をめぐって
第三室◉ 世紀末―――ファム・ファタールのことなど
第四室◉ ヴァニタス―死の芸術について
第五室◉ 巫女――――不可視の巫女、アマテラス
第六室◉ トラウマ――人形作家、与偶に捧ぐ
第七室◉ 機械――――殺人マシンに戦慄せよ
第八室◉ 学校――――JUNE系文化とPHEW
第九室◉ 博物館―――オタクになれなかった物語『さかしま』

地下道◉ 古墳芸術学

第二部 闘技場 呪術対美術

第一室◉ 胎児と幻影――谷澤紗和子
第二室◉ 呪術と美術――榎忠と鴨居玲
第三室◉ 死体と裸体――ロン・ミュエック
第四室◉ 呪縛と越境――塩田千春
第五室◉ 狂気と心霊――アール・ブリュット
第六室◉ 儀礼と戦争――中ハシ克シゲ
第七室◉ 迷宮と愉悦――やなぎみわ

終章◉ 時空の隙間の博物館で

以上。
藤野可織さんご推薦です。

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「ホビット」第二作目を見る

ようやく「ホビット 竜に奪われた王国」を見る。
一作目よりずっとシリアスで「指輪物語」的になっていてよい。
もともと「指輪物語」の延長的前日談をねらって三部作にまでしているのだから、どんどん原作にないことを付け加えてでも深刻な闘争的世界にしてゆけばよいのだ。
ビルボのキャラクターゆえのユーモラスなところはときどきあってもよいけれども、「指輪」的世界の再来として作られなければここまでする意味がなく、もし原作「ホビットの冒険」に忠実であろうとするのなら、一話限りの楽しい子供向けディズニーアニメにして「ハイホーハイホー」ってやればいいわけだし。
というわけで、一作目の中途半端なおふざけがなくなって、二作目はかなり満足だ。暗い森や古い塔の多い港町、そして廃墟の映像もよい。
ただ、これだともう三作目の道筋が見えているので、あとはどれだけ途中の意外さを用意するか、かな。
それと今回気づいたが脚本にギレルモ・デル・トロの名があった。さすが竜の動かし方がよいはずだ。……って脚本でそこは関係ないか。

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東京新聞4/2夕刊文化欄「大波小波」で

『リテラリーゴシック・イン・ジャパン』について言及していただきました。
ご執筆はその名も「人外境」さんです。
丁寧なご紹介ありがとうございます。

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