詩の発生と小説の発生
以前、当ブログにこんなことを書いた。
(1)夕暮れのたびに取り返しがつかない気持ちになった小学生の頃。 2006/10/11
(2)容姿のよい、人気のある、頭のよい、才能のある、そんな少年たちだけのクラブがあると思っていた中学の頃。 2006/10/06
(1)はその比較を絶する絶対性としての詩の発生である。
(2)は序列と価値の認識が始まることで、ある価値観への過度の傾倒によって、事実を逸脱した憧憬を形成しながら、飽くまでも相対性と限定をあらわにしているという意味で小説の発生といえる。
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